ディジタル著作物の著作権管理とフォーマルメソッド
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ディジタル著作物の著作権管理は,技術的な方法であるディジタル著作権管理技術を用いる場合と,法的な方法であるライセンスを用いる場合の二つに大別できる.著作物の利用のされ方は,前者の場合は権利記述言語という形式言語,後者の場合は自然言語で定義されるのが一般的である.しかし,両者とも通常は論理的基盤が与えられていないため,著作権管理に関する処理の妥当性の厳密な検証は必ずしも容易ではない.本稿では,論理の枠組みで厳密に検証を行うフォーマルメソッドを,著作権管理に対して適用する試みについて解説する.
- 2009-10-01
著者
関連論文
- ディジタル著作物の著作権管理とフォーマルメソッド
- ニコニ・コモンズとクリエイティブ・コモンズの比較及びそれらの形式意味論(セッション5(EIP))
- クリエイティブ・コモンズ利用許諾の形式意味論
- ネットワークコミュニティの形成を支援するシステム"Community Organizer"における情報提示手法の検討
- サイバーコミュニティ形成支援システムのネットワーク分析による評価
- 徳永健伸(著), 情報検索と言語処理, 言語と計算シリーズ5, 東京大学出版会, 1999年, 3800円(税別), ISBN4-1-065405-5
- ネットワーク上のコミュニティ形成を支援するシステム"Community Organizer"の実装と評価実験
- 創造的な討論を行う会議を支援するシステムに関する研究 (人工知能分野における博士論文)
- ブレインストーミングを活性化するBAシステムの試作と評価
- 遠隔ブレインストーミング環境における個人情報の反映
- 素性構造に基づいたアクセス制御モデルの提案