音声言語コーパスの現状と課題
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概要
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音声・自然言語処理技術の開発・評価を行う上では,多種・多様・大量の音声・言語データが必要となる.このため研究開発に共通利用可能な音声データや言語データ(音声・言語コーパス)を収集・整備する取組みが進められている.海外ではLDC,ELRAが設立されて音声・言語コーパスの供給体制を確立し音声・言語研究の進展に寄与してきた.日本では言語資源協会(GSK),音声資源コンソーシアム(NII-SRC)が設立されて音声・言語コーパスの保存・利用を促進するための活動を進めている.本稿では日本国内・海外における音声・言語コーパスの現状とGSK・NII-SRCの取組みを紹介し,最後に最近の新しい動きと今後の課題を述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-08-01
著者
-
板橋 秀一
国立情報学研究所:産業技術総合研究所
-
山川 仁子
熊本大学 大学院 自然科学研究科
-
山川 仁子
国立情報学研究所情報社会相関研究系
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大須賀 智子
国立情報学研究所情報社会相関研究系
-
板橋 秀一
国立情報学研究所:産業技術総合研究所情報技術研究部門
-
板橋 秀一
国立情報学研究所
-
山川 仁子
国立情報学研
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