セルオートマトン法を用いた震災直後の市町村火災延焼危険マップの作成
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概要
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地震直後の火災の広がりをシミュレーションで予測すれば迅速な消火活動や住民の避難経路の選定に役立ち、被害の拡大を抑え、多くの人命を救うことができると考えられる。我々はこれまでセルオートマトン(CA)を用いて震災直後の火災予測システムを作成した。CAにより火災予測を行うためには、格子マップと呼ばれるシミュレーション対象となる地域のマップデータが必要である。本研究では、震災時の火災予測システムに電子住宅地図を導入し、格子マップ作成方法を検討する。作成した格子マップは、作成時間の大幅な短縮が可能となり、正確な建物形状を表現することができた。また、市町村の市街地の構成を考慮したセルの設定方法を提案し、特定の地域で火災予測を行った、火災延焼危険マップを作成した。
- 2009-02-26
著者
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