セルオートマトン法を用いた震災直後の火災シミュレーションモデルの改善(災害)
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概要
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10年前の阪神・淡路大震災では、震災直後の家屋倒壊と家屋火災などの二次災害が引き起こしたため、被害を大きく拡大してしまった。この教訓から震災直後の火災延焼をシミュレーションするなどの情報システムが減災に重要な役割を果たすと考えられる。本研究は、これまでには提案したセルオートマトンによる火災シミュレーションの精度を向上するために、格子マップの作成方法や、延焼確率計算式などのモデル改善を検討する。さらに、シミュレーションモデルでは可燃セルの火の勢いを弱めることで、消火の延焼に対する抑止を表す方法を提案する。最後には、シミュレーション実験を用いて、改善したモデルの有効性を確かめる。
- 2005-03-09
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