マレー語と英語のコードスイッチについて : 大学生の会話の観察から(英語教育法)
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概要
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マレーシアの大学生の日常会話を観察すると,顕著な特徴として二言語が混合することだ.マレー語が主になり,英語が副となる.Mixed languageあるいは混種語の研究は長い歴史があり,マレーシアの言語に注目した研究もいくつかある.主な結論はコードスウィッチが社会・文化的そして語用論的要素を持ち寄っていることとされている.つまり,言語使用者は社会の機能や文化の規範を具現しているといえよう.本稿ではテープ録音されたデータを6つのカテゴリーに分けた.これまでコードスウィッチといわれていたいくつかのデータが英語からの借用語に似た特徴を持っていることを呈示する.二つの言語が相補的にそれぞれの意味を分担しているようだ.
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