ハンドボール競技におけるステップ法の研究(II)
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概要
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ハンドボール競技では,ボールをキャッチしてから最高3歩まで動くことができることから,あらゆる攻撃場面で多様なステップが用いられている。前報のステップ技術の分類を手がかりとして,本研究ではステップ法の実態を,攻撃ゾーンやシュートの成立過程から把握し,有効な攻撃活動を指導する際の基礎的資料を得ようとした。また,ステップ法を投力との関係から明らかにし,今後のトレーニングの課題を見い出そうとするものである。その結果,次のことが明らかとなった。1. B〜Dゾーンまでのフリースローエリアでシュートされる場面が多く,シューターの移動コースは,ゴールに向って直線的にとられる債向にあった。シュートは,全ての攻撃タイプにおいてFCS(2)やFCS(3)によるジャンプ系シュートが多かった。(1)カットインプレーからのシュートがシュート総本数の約半数を占めていた。(2)ドリブルシュートは,速攻場面に多い,ドリブル動作後のFCS(3)のジャンプ系シュートは,成功率が低かった。2. 各種ステップ法による投力の関係ではジャンプ系とスタンディング系との投力比較において,顕著な差違が認められた。
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