化合物の部分構造変化に着目した酵素反応の類似性とその評価
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概要
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近年,酵素反応の比較・分析は,生物の進化の解明や創薬に役立つテーマの1つとして注目されている.本研究では,酵素反応を構成する「化合物の構造式の変化」に着目し,酵素反応において基質となる構造式と生成物となる構造式の差をRPAIRデータを用いて抽出する.そして,抽出された部分構造間の類似度に基づき酵素反応間を比較する手法を提案し,実際の大腸菌における酵素反応間の比較に適用することでその有効性を評価する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-12-10
著者
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遠里 由佳子
立命館大学情報理工学部生命情報学科
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西村 悠
立命館大学理工学部情報学科
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西村 悠
立命館大学理工学研究科情報理工学専攻
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遠里 由佳子
立命館大学生命科学部生命情報学科
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遠里 由佳子
立命館大学大学院理工学研究科・立命館大学生命科学部
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