部分血栓性巨大脳底動脈先端部動脈瘤に対する血管内治療
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概要
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部分血栓性巨大脳底動脈先端部動脈瘤に対し血管内治療を行った4例を報告した.3例はmass effectで発症し(うち1例はクモ膜下出血を発症),1例は頭痛で発症した.瘤内塞栓を行った2例は,いずれも再発した.1例は再塞栓術を行い経過良好であるが,1例は再出血で死亡した.瘤内塞栓および両側椎骨動脈遮断を行った2例は,1例は脳幹梗塞によりmRS4となった.他の1例は,脳幹梗塞を生じたが経過良好である.部分血栓性巨大脳底動脈先端部動脈瘤に対する瘤内塞栓は高率に再発し,両側椎骨動脈遮断を視野に入れた治療戦略が必要である,両側椎骨動脈遮断の正当性を検証するには,さらなる症例の蓄積と長期のfollow-upが不可欠である.
- 2009-03-20
著者
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清水 立矢
老年病研究所附属病院 脳神経外科
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内藤 功
老年病研究所附属病院
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宮本 直子
老年病研究所附属病院 脳神経外科
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高玉 真
老年病研究所附属病院 脳神経外科
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岩井 丈幸
老年病研究所附属病院 脳神経外科
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内藤 功
老年病研究所附属病院 脳神経外科
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内藤 功
(財)老年病研究所附属病院 脳神経外科
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内藤 功
老年病研究所脳神経外科
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