ソフトウェア開発における知識変換 : ネットワークデータを用いた試論(ワークショップ-Web2.0時代のビジネスモデル-)
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概要
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知識変換の効果は,組織的文脈においては未だ何も解明されていない.本稿では,know-what,know-how,know-whyという知識類型に着目し,これらの類型間の変換を,二者間の知識変換モデルによって評価する.国内大手SI企業の2チームにおけるネットワークデータを収集し,(1)製品品質に関する認識ギャップは,知識変換が生じる必要条件であるか,(2)知識変換は,技術的相談をもたらすのか,という2つの仮説を検証した.分析の結果,知識変換と認識ギャップとの関連はみられなかったが,技術的相談を引き起こしていることが明らかになった.
- 2008-11-14
著者
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