小学校高学年における学校外での生活習慣の実態 : 性別・学年別の比較から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は,小学4~6年生の基本的生活習慣を把握することを目的とする。基本的生活習慣として,朝食や運動の習慣,活字への接触習慣,パソコンや携帯電話の利用習慣,学校外での学習の習慣や習い事をとりあげる。2007年7月,11月に,小学4~6年生1,515名を対象とした質問紙調査を実施した。分析の結果,90%以上の子どもが朝食を毎日摂る習慣があり,男子はよく運動をし,パソコンや携帯電話は過半数があまり使用しない「子どもらしい」姿が見出された。性別,学年別に比較した結果,運動の習慣は男子の方が多く,女子では,学年が上がるとともに減少することが示された。また,学年とともに,新聞を読む傾向がみられるようになること,子ども自身の興味に基づいてインターネットを利用するようになることが示された。また,女子で携帯電話の利用率が高いことが示された。学習習慣は女子の方が早期からみられた。一方,女子での運動の習慣,予習復習の習慣,読書の習慣は,個人差が大きく,これらが学力の差と関連する可能性が示された。また,朝食を毎日摂らない子どもや,パソコン,携帯電話を毎日のように利用する子ども,塾にほとんど毎日通う子どもの割合が10%程度おり,少数ではあるが,極端な生活習慣の子どもの課題が見出された。This study examined the life habits of 4th to 6th graders. The frequency of having breakfast, doing sports, reading, writing, using computers and mobile phones, homework were examined. The questionnaires were conducted in July and November 2007, and 1,515 students participated in them. As the results, more than 90% children had breakfast every day. Boys did sports more than girls, and lower graders did more than senior students. Lower graders read books, and senior students read newspapers more. Senior students used computers based on their own interests. Girls used mobile phones more than boys. Girls did homework more than boys, especially in lower grades.
- 2009-02-28
著者
関連論文
- 小学校高学年における学校外での生活習慣の実態 : 性別・学年別の比較から
- 総合的学習の実践を通して生徒が獲得する力 : 2つの中学校の実践から
- 中学生の学校生活への満足感を高める総合的な学習の時間
- 児童・生徒の理科に対する意識 : 教科・諸活動に対する意識との比較を通して
- 小・中学生の社会的・私的生活習慣が心理的健康及び学業への意識に及ぼす影響
- 青少年の発達にテレビは影響を及ぼすか
- 理科の好きな児童・生徒の知的関心を高める理科の特性 : 科学研究費特定領域研究 新世紀型理数科系教育の展開研究 A05班より(新世紀型理数科系教育の展開の結実に向けて)
- 有意義な理科の授業に必要な要素
- 焦点--現場からの考察 青少年へのテレビメディアの影響調査 4年間の追跡調査結果から
- 理科の好き嫌いとその理由の構造--小学5年生から中学3年生を対象に