座位姿勢計測ソフトウェアrysisの計測の評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々はこれまでに、国際規格である「ISO16840-1」に準拠した座位姿勢計測が可能な2次元デジタイズソフトウェア「rysis」を開発し、またこれを用いた計測の「相対的に誤差が小さくなる条件および方法」や、「結果の再現性」等について検証してきた。引き続きこれらの検証を行ったところ、(1)カメラレンズに由来する画像の歪みの影響を小さくするため、光学ズーム機能付きデジタルカメラにおいてその広角端では撮影せず、光学ズーム2倍程度で撮影したほうがよいこと、(2)撮影対象者は画面の中心に写るようにするべきであること、(3)隠れているランドマークの特定のために三角定規を使用すると計測の再現性が高まること、等が明らかになった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-10-15
著者
-
廣瀬 秀行
国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所福祉機器開発部
-
広瀬 秀行
国立身体障害者リハビリテーションセンター
-
半田 隆志
埼玉県産業技術総合センター
-
廣瀬 秀行
国立障害者リハビリテーションセンター研究所福祉機器開発部
-
廣瀬 秀行
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
-
廣瀬 秀行
国立障害者リハビリテーションセ 研
-
米田 隆志
芝浦工業大学システム理工学部
-
廣瀬 秀行
国立身体障害者リハビリテーションセンター
関連論文
- 車いすシーティングのISO (特集 車いすのISO)
- 電動車いす使用により職業復帰をした脊髄損傷者 : シーティングクリニックで対応した美容師と泌尿器科医師の2症例
- 高齢者のシーティングと褥瘡予防(イブニングセミナー, EBPTの構築を目指して, 第44回日本理学療法学術大会(東京))
- 実践したくなるなるプロのテクニック QOLアップのためのシーティング実践講座(第6回)車いすの決め方
- 実践したくなるなるプロのテクニック QOLアップのためのシーティング実践講座(第5回)車いすクッションの決め方
- 二分脊椎症患児の車いす後方転倒について
- 在宅高齢障害者のベッド及び車いすの使用状況調査結果について
- 当センターシーティングクリニックにて対応した脊髄損傷者の褥瘡原因について
- 17 当センターシーティングクリニックにて対応した脊髄損傷者の褥瘡原因について(第2報)(生活環境支援系理学療法1)
- 16 シーティングクリニックにおける電動車いす適合システムの紹介(生活環境支援系理学療法1)
- いす座位時の座骨結節下圧力と身体的要因について
- 座位測定におけるRB体圧計の再現性について
- 座位姿勢計測器の開発
- 膝蓋軟骨軟化症に対する理学療法
- 高齢者のシーティングと褥瘡(イブニングセミナー4,第44回日本理学療法学術大会)
- 重度障害者の一般の自動車による送迎時の現状と問題点
- 車いす使用者の事務作業時の問題点とその対応について
- 福祉機器開発におけるボトルネックとその解決策 : 福祉機器開発事例の検証(機械要素,潤滑,工作,生産管理など)
- シーティング適合サービス開始後3年間の結果報告
- 1235 高齢者車いす座位における接触圧の長時間計測法とリスク判定手法の開発(ビデオI)
- 835 股関節離断を伴った胸髄損傷者の車いすクッションの適合(生活環境支援系理学療法32)
- 胸髄損傷を伴う股関節離断症例に対する車いすクッションの適合(日本リハビリテーション工学協会オーガナイズド・セッションリハビリテーションセンターにおける開発事例・適合事例)
- 在宅高齢障害者の福祉機器の使用状況調査結果について
- 重度障害者の自動車搭乗時の安全性 : 特殊例
- 重度障害者の自動車搭乗時の安全性 : ダミーを使った走行実験結果
- 座位保持とバイオメカニズム(座)
- 体幹に対する環境的アプローチ
- シーティング総論
- 重度障害者の自動車搭乗時の現状と問題点
- 褥瘡の予防とその実践 : 理学療法が担うこと(第2回褥創対策プロジェクト)
- 理学療法と車いす
- 脊髄損傷者 : PTが行う褥瘡予防アプローチの紹介
- 車いす(褥瘡に対する理学療法的介入)(褥瘡対策プロジェクト)
- 当院シーティング・クリニックで対応した脊髄損傷者の褥瘡発生原因の検討(一般演題,第24回医療体育研究会/アジア障害者体育スポーツ学会日本支部会第5回合同大会抄録集)
- 162 ISO16840-1姿勢と座位保持の表現手法の紹介(生活環境支援系理学療法7)
- 福祉用具のリスク管理(4) : 褥瘡防止装置のリスク管理
- 8A44 姿勢保持装置内での姿勢の表現手法
- シーティング適合サービスから見た福祉機器(福祉機器開発の基礎から実用・その哲学)
- リハビリテーション工学面から見た褥瘡予防
- 電動車いすシミュレータの開発と知的レベル低下者への適用(2部 運動特性)
- 電動車いすシミュレータの活用事例 : リアリティ獲得のためのVR技術
- 車椅子 : 福祉機器適合サービスと機器
- 当センター シーティングクリニックにおける褥瘡対応について
- シーティングの基本
- シーティングのための適合評価サービス
- 介助作業負担の事前評価を目指した身体動作のシミュレーション(PT,OTに対するバイオメカニズム教育)
- 電動車いすシミュレーターの開発
- 四肢麻痺者のための電動車いすボウリング
- 高齢障害者用車いすブレーキかけ忘れ防止装置
- 第22回国際保健福祉機器店(H.C.R.'95)(若い会員の見るバイオメカニズムの将来)
- 475. 褥創防止用シートクッションの標準化 : 経過報告
- 184. クッションが人体に及ぼす圧力の測定法について
- 108. 褥創防止装置の標準化 : 圧力分散機能について
- 第8回リハ工学カンファレンス
- 頭部操作式電動車いすの実用化に関する考察
- 高齢障害者のためのいす寸法等に関する基礎的検討
- 片麻痺者用車いす移乗時転倒防止装置の開発
- 頭部操作式電動車いすの開発 : 重度脳性麻痺児を対象として
- 2次元モデルによるクッションの圧縮特性試験方法
- 車椅子エルゴメーターによる人間工学的解析
- 芝浦工業大学の進めるツイニングプログラムについて
- リハビリテーションロボットの現状と将来 (特集 医療・福祉用ロボットの現状と将来展望)
- 工学系の就職活動と教育
- 座るということの生理学的意味 (特集 座る--生活の中での座ることの意義)
- 座位保持と福祉機器の規格 (特集 福祉機器・用具の規格(Vol.1))
- 「馴染む」座位保持装置の開発--身体形状測定器の開発
- 高齢者施設における身体寸法計測と車椅子の選定
- 高齢者のモジュラー車いす(ワークショップII『車いす処方のポイント』)(第35回日本理学療法士協会全国研修会特集号(テーマ:理学療法における最新の評価と治療))
- 高齢障害者に対するシーティング活用の考え方とその実際
- 高齢者の座位保持装置の現状と問題点
- 高齢者用座位保持装置の臨床評価
- 高齢障害者の作業時の車いすおよびその座面の影響について
- 車いす自力走行が可能な高齢者に適した座位保持装置の開発
- 高齢障害者の作業時の車いす座面の影響について
- テーブルの高さが高齢者の作業速度に及ぼす影響
- 車椅子を使用している高齢障害者の坐位能力と坐位保持装置
- 自動車シートを利用した車椅子の現状と課題
- 特別養護老人ホームにおける自動車シートを利用した車いすの導入について
- 実践したくなるなるプロのテクニック QOLアップのためのシーティング実践講座(第4回)褥瘡の基礎
- 実践したくなるなるプロのテクニック QOLアップのためのシーティング実践講座(第3回)座位姿勢の見方
- 褥瘡の予防と治療における理学療法の役割 (特集/褥瘡の予防と治療--理学療法の役割)
- ISO16840-1の臨床応用を可能にする座位姿勢計測ソフトウェアの開発
- 座位姿勢計測ソフトウェアrysisの計測の評価
- シーティング機器の開発(2)
- 車いすマラソンにおける車いす本体と走行方法の調査
- 座位姿勢計測ソフトウェアの信頼性評価と妥当性評価--地軸を基準とした座標系における、級内相関係数を用いた信頼性評価と、背臥位骨盤側方傾斜のX線画像との比較による妥当性評価
- 座位保持装置の開発
- 体位変換機の開発
- 介護居住環境における消臭機器・材の開発--消臭装置の実用化
- シーティングにおける座位姿勢計測 (健康と福祉を支えるQOL技術)
- デジタル式座位姿勢計測器の開発と評価
- 動きを伴う装置のヒト関連実験に対する倫理申請の事例
- シーティングにおける座位姿勢計測
- シーティングクリニックにおける電動車いすの適合
- ISO16840-1の胸部脊柱側彎計測への応用可能性
- もしバイオメカニズム学会の理事がドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 電動車いすシミュレータの活用事例 : リアリティ獲得のためのVR技術(福祉とVR)
- 完成用部品の評価方法 : 座位保持装置
- K-046 最先端のエビデンスUpdate褥瘡ケアへの理学療法士の参画 : ガイドラインに向けたシーティングおよび脊髄損傷に対する褥瘡予防(専門領域研究部会 物理療法研究部会 大会指定企画 物理療法シンポジウム3,プロフェッション!新たなるステージへ,第47回日本理学療法学術大会)
- シーティングの基礎 : 車椅子利用者のための理学療法(トピックス(4),より認知される理学療法を求めて-評価と治療を究める-,第47回日本理学療法学術大会)