スリランカ、韓国、中国雲南省西双版納の食品、食文化の研究
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概要
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スリランカ、韓国、中国雲南省西双版納の食品、食文化を求めて、それぞれ1990年12月、1991年7月〜8月、および1992年8月にこれらの国々を踏査した。スリランカではこの国を代表する産物であるスパイスと紅茶をマタレーとヌワラエリヤで見聞、調査した。いずれもスリランカの大自然の中で培われ、根づいたこの国の食品であり、食文化を形成している唯一のものであると痛感した。これらの食品や食文化が現代においてさらに発展することを望むものである。韓国では今日、この国の食生活、食事などの基本になっている宮廷料理や、地方独特の郷土食、およびしょうゆ、味噌、キチムなどの伝統的食品類を見聞、調査した。これらを通して、この中に韓国の特徴的な食品、食文化を見出した。中国雲南省西双版納においては、食生活の実態等を見ると共に、わが国の農耕社会や米、茶類に代表される食品、食文化との共通性、類似性を体験し、日本の食文化のルーツ、起源をこの地に想定し得ることを見出した。
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