「研究フィールド×理論」が紡ぎだすもの : 「脱ボランティア日記」化のためのフィールドレポート
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概要
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研究活動報告(Research and Activity Reports) 本稿は、筆者が携わっているフィールドワークの現状を報告し、論文執筆に向けて実践の抽象化のための視点を述べたものである。取り上げたフィールドは、寺院、NPO、行政、大学の4つである。それぞれに、グループ・ダイナミックスにおける記憶研究、アートマネジメントの観点における社会と芸術の関係、震災からの産業面からの復興、NPOを通じた大学による地域貢献という視点で、事例の抽象化を図った。そして、「料理」のアナロジーを用いることによって、フィールドワークの報告が、単なる「ボランティア日記」にとどまらないための視点を明らかにした。This essay is featured in a viewpoint to abstract the collaborative practice. The fields are buddhism temple (Outenin, Osaka), NPO settled in the Outenin temple, sister city interchange project by Kyoto Pref., NPO settled in Doshisha University. These cases are abstracted in each by the appropriate theory ; study about (1)memory in group dynamics, (2)relationship between community and art project in art management, (3)industrial revitalization after big earthquake, (4)the meanings of university social responsibilities in political science. Finally, by using analogy of "the cooking", this report is clarified ideas for a field notes not to be limited to a "volunteer diary"
- 同志社大学の論文
著者
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