教職課程と特別支援教育について : 軽度発達障害を中心に
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概要
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わが国の障害児教育は、特殊教育から特別支援教育へと大きく変革しようとしている。これまで特殊教育の対象は、全児童生徒の約1.5%(小中学校段階)であった。しかし、「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」において、全国の実態調査に基づき、LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥/多動性障害)、高機能自閉症(HFA)など軽度発達障害に該当する児童生徒が、小中学校の通常学級に6〜7%在籍することが明らかになった。盲・聾・養護学校及び小中学校の特殊学級(障害児学級)などに在籍する児童生徒を含めると、「特別支援教育」の対象は、約8%になる。そのため、(1)特別支援教育の現状と課題について、(2)教職科目への障害児教育関連科目の位置づけについて、(3)いわゆる「大学全入時代」(2007)を目前に、LD、ADHDなど軽度発達障害を受け入れている大学の実践について考察する。
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