被服構成学実習における縮尺モデル製作の取り組み
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概要
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著者は被服構成実習の限られた時間を有効に活用する工夫として、過去2年間にわたり1/2縮尺モデル製作実習を試みた。縮尺モデル製作とは、実際の寸法を縮尺した型紙を作り、布を裁断して縫い合わせ、被服の形を作るものと定義している。大学生の技術レベルと被服製作経験の状況から判断し、いきなり実際寸法のパジャマを作ることは無理があったため、衣服の構造と全体の作業の流れを理解させることを目的に、授業の導入としてこれを実践している。本実践報告では、家庭科教員養成カリキュラム被服構成学における縮尺モデルの位置づけと効果について述べる。
- 熊本大学の論文
- 2009-02-27
著者
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