相互点検・評価活動が及ぼす教育への効果 : 現代的課題克服に共同で挑戦する「教育改革」の新しい切り口を求めて(1.特色ある大学支援プログラム(特色GP),第2部 大学教育改革の支援に関する申請について)
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概要
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松本大学松商短期大学部と湘北短期大学との間で継続的に行われている相互点検・評価活動は、1999年12月の正式調印から7年に及び、すでに多分野に渡る6回の報告書を出している。交換授業や便乗授業、協働授業を取り入れ、課題意識と学ぶ意欲を持たせる教育の創造に挑戦している。また学生の大学生活支援の取組でも、好奇心・広い視野・社会性の涵養等の面で好影響を与えている。教職員間の理論的、実践的交流に止まらず、大学祭やリーダーズキャンプなど学生間の交流にも発展しており、相互点検の取組が「両校の学生参加による評価活動」という斬新な形態を採用しながら、実施されていることになる。この取組は、相互点検・評価活動が『学生が抱える現代的課題』の克服に向け、具体的にどのような教育的効果を上げているか、「特色ある大学教育」の展開という視点から、『学生を中心に据えた教育改革の在り方』に対しても一つの方向性を提示するものである。
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