2.水中プラズマの形成とその特性(<小特集>水中プラズマが拓く新しい無機・有機・バイオプロセス)
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概要
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水中プラズマの形成方法は,大きく「水中気泡内ガスのプラズマ化」および「水そのもののプラズマ化」の二つに大別される.また,近年では,正負イオンを包括する電解質水溶液やイオン液体などの液体自身をプラズマととらえた研究も進められている.本章では,「水中気泡内ガスのプラズマ化」の例として,外部より水中へ直接供給された気泡内における「水中単一気泡内パルスプラズマ」および「気液二相流内パルスプラズマ」,並びに外部エネルギーにより水中へ直接形成された気泡内における「水中RFプラズマ」を,「水そのもののプラズマ化」の例として,「水中パルスプラズマ」,液体自身をプラズマととらえる「電解質プラズマ」など種々の水中プラズマ形成方法とその特性について紹介する.
- 社団法人プラズマ・核融合学会の論文
- 2008-10-25
著者
-
前原 常弘
愛媛大学
-
勝木 淳
熊本大学
-
畠山 力三
東北大院工
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金子 俊郎
東北大院工
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浪平 隆男
熊本大学バイオエレクトリクス研究センター
-
勝木 淳
熊本大学バイオエレクトリクス研究センター
-
浪平 隆男
熊本大学
-
安岡 康一
東京工業大学
-
Park Chon-Yun
成均館大理
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前原 常弘
愛媛大学理学部物理学科
-
Kohara Takao
Basic Research Laboratory Himeji Institute Of Technology
-
Kaneko Tetsuyuki
Department Of Material Physics Faculty Of Engineering Science Osaka University
-
安岡 康一
東京工業大学大学院理工学研究科
-
Kanomata T
Tohoku Univ. Sendai
-
金子 俊郎
東北大学大学院工学研究科
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畠山 力三
東北大学大学院工学研究科電子工学専攻物性工学講座プラズマ基礎工学分野
-
Kanbe Takafumi
Department Of Physical Sciences Graduate School Of Science Hiroshima University
-
Kaneko T
Tohoku Univ. Sendai
-
Kanomata T
Institute For Materials Research Tohoku University
-
金子 俊郎
東北大学 大学院工学研究科 電子工学専攻
-
Kanomata Takeshi
The Research Institute For Iron Steel And Metals Tohoku University
-
Kobayashi T
College Of Liberal Arts Kobe University
-
Kaneko T
Tohoku Univ. Sendai Jpn
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