図書館における電子化時代の文書管理(<特集>図書館員のための文書管理)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
文書館制度の発達が図書館や博物館と比較して遅れた日本においては,図書館において歴史資料が保存される傾向が強かった。しかし,その情報の付与や秩序構成が図書とは根本的に異なる文書資料は,一般の図書刊行本とは別に扱われ,それら資料の認知や利用の簡便性も必ずしも高いものではなかった。しかし,近年のデジタルアーカイブやデジタルライブラリーの進展によって,図書館における文書資料の電子化が積極的に推進されている。これら電子化された資料は,文書資料の特性やBorn Digital Contentsに対応するメタデータの設計を行い,その他の資料や他の機関との相互連携の枠組みを発展させる必要がある。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2008-11-01
著者
関連論文
- 〈「ディジタル図書館」ワークショップ第38回 発表論文〉著者名典拠録の情報構造化記述
- 著者名典拠情報を拡充するための共同編集プラットフォーム
- 海外におけるデジタルアーカイブの動向(博物館・美術館の現状と課題,デジタルアーカイブ)
- 文化資源オントロジの構築とその活用(第15回(2007年度)年次大会(研究報告会&総会))
- ユビキタスコンピューティングを使用した建築資料のReal/Virtual Archive の構築
- デジタルアーカイブの構築における基本計画と評価モデル
- 建築資料を対象としたリアル-デジタルアーカイブの構築--坪井誠太郎氏邸をめぐる一事例
- 歴史写真研究のためのデジタルアーカイブの設計と構築 (「ディジタル図書館」ワークショップ 第28回)
- 建築資料のデジタルアーカイブ化におけるオントロジーの構築とその役割(第13回(2005年度)研究報告会講演論文集)
- 2H-6 Digital Cultural Heritageに対する基礎評価モデルの提案とその実践(コンピュータと社会,一般セッション,コンピュータと人間社会,情報処理学会創立50周年記念)
- トピックマップを用いた人名典拠情報の構築(第17回(2009年度)年次大会(研究報告会&総会))
- 図書館における電子化時代の文書管理(図書館員のための文書管理)
- デジタルネットワークにおける歴史的人名・組織情報の現状とその利活用モデル(創立20周年記念 第16回(2008年度)年次大会(研究報告会&総会))
- <発表論文>集合知を活用したデジタルアーカイブの構築とその課題 (「ディジタル図書館」ワークショップ 第33回)
- 集合知を活用したデジタルアーカイブの構築とその課題(第33回ディジタル図書館ワークショップの論文)
- 戦前期における博覧会及び帝国・帝室博物館の目録形式の変遷