顔の確率分布推定を用いた高速顔検出手法(テーマセッション5)
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概要
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顔検出では,画像中にある任意の顔を検出するために,検出する顔のスケールを変えながら画像上の全位置に顔・非顔の判定を行う必要があり,多くの処理時間を要する.この課題に対して,顔検出における多くの研究は顔・非顔判定を高速化することで処理時間の低減を図っている.これに対して本報告では,画像全体に対して効率的に顔を探索することで,高速に顔検出を行う手法を提案する.顔検出に用いるカスケード型識別器から顔の確率分布を求め,左記の確率分布に基づいて簡易探索と詳細探索を組合せることにより,顔・非顔判定処理を行う回数を削減し高速化を実現する.実験の結果,検出率を落とすことなく,従来の5倍以上に高速化できることを確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-08-29
著者
-
軽部 勲
(株)日立製作所中央研究所
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長屋 茂喜
日立製作所 中央研究所
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長屋 茂喜
(株)日立製作所中央研究所
-
吉永 智明
日立製作所組込みシステム基盤研究所
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軽部 勲
日立製作所組込みシステム基盤研究所
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吉永 智明
(株)日立製作所中央研究所
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長屋 茂喜
日立製作所中央研究所組込みシステム基盤研究所
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