エントロピー型カオス尺度を用いたインフルエンザA型ウイルス(サブタイプH5N1)の変異過程の特徴付け
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概要
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現在,H5N1トリインフルエンザウイルスは,地理的に大きな広がりを見せ,遺伝的多様性を示し,様々な宿主動物種に感染している.H5ヘマグルチニンとN1ノイラミニダーゼがそれぞれどのような進化パターンをとるのか,そして,そのヘマグルチニンとノイラミニダーゼの新しい組み合わせがどのように形成され新しいH5N1株を生成するのか.こうした問かけに対し,すべてのH5ウイルスのヘマグルチニンおよびすべてのN1ウイルスのノイラミニダーゼのアミノ酸配列の変異過程に,情報理論をもとに導入されたエントロピー型のカオス尺度を適用し,考察を行った.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-09-11
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