短期大学生(本学)の喫煙実態と自尊感情の関連
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概要
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短期大学生(本学)229名(男85名、女144名)に喫煙と自尊感情に関するアンケート調査を実施し、その実態を明らかにした。喫煙者は男子学生の喫煙率は44.0%で、女子学生の喫煙率は24.8%と全国平均と比べてはるかに高かった。喫煙開始年齢は、男女とも平均16歳であった。喫煙学生の76.7%が過去に禁煙に挑戦した経験を持っていた。喫煙のきっかけは「友人に勧められたから」が最も多かった。家族の喫煙との関係では、女子喫煙者に母親の喫煙歴との間に相関が認められた(γ=0.384 P<0.01)。また自尊感情得点は、過去に喫煙歴があり現在は喫煙していない学生(24.4±3.98)、非喫煙学生(23.5±4.37)、喫煙学生(22.9±5.27)の順に高く、有意差が認められた。この結果より、本学での禁煙指導の実施は学生の健康上の課題であるとともに、自尊感情を高めていくためにも必要な課題であることが確認された。
- 大阪健康福祉短期大学の論文
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