在宅介護を継続している家族介護者が介護継続意欲を持つ要因
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概要
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在宅介護を継続している家族介護者が介護継続意欲を持つ要因を明らかにし、家族介護者が介護継続意欲を持つことができる援助を考察することを目的とした。在宅介護を継続している家族介護者1名を対象に、半構成的面接を実施し、質的帰納的分析を行った。その結果、介護継続意欲を持つ要因として計14のカテゴリーが得られ、介護者自身に関連するもの、要介護者に関連するもの、サポートに関連するものに分類された。介護者が介護継続意欲を持てるような援助として、介護者が介護の価値を見出す、介護の成果を実感できる、家族の絆を再確認できる、気分転換を図れる、肯定的な評価等の関わりが示唆された。
- 2008-03-31
著者
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