学校生活の満足感を形成する要因の検討 : 学校ぎらい感情からみた分析(人間学部人間心理学科,聖泉大学)
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概要
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本研究では,学校生活に満足感を与える要因を明らかにするために,中学生及び高校生を対象に,学校ぎらい感情得点の高群と低群の問で検討した。その結果,予備調査の中学生では,信頼感において有意な傾向が見られ,高校生では信頼感,自己受容,自尊感情において有意な差が見られた。その後,本調査を中学校の1年生から3年生で実施した。その結果,学校ぎらい感情得点の高い一低いによつて,自己や他者への信頼感や自尊感情に大きな影響を与えることが判った。また,その背景になっているのがソーシャルスキルである。特に他者に対する配慮のスキルとかかわりのスキルが十分に形成されているかどうかによつて,学校ぎらい感情が生起する要因になることについて検討され,明らかにされた。
著者
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