学級集団を形成する要因についての検討 : 学級満足群と友達関係において(人間心理学科)
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概要
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本研究では, 中学校の生活に慣れた2年生が学級の中でどのような集団状況を示すのか, また, 学級に満足するための要因は何かといった点について, 検討することを目的とした。中学2年生を対象に調査を実施し, 学級生活満足群, 侵害行為認知群, 非承認群, 学級生活不満足群の比較をおこなった。その結果, 中学生が学級の中で満足群や不満足群に属する要因として, 学級の友達同士のかかわり方によってどちらの群に属するかといった状況の分かれ目となっていること, また, クラスの仲間から友達として, どのようなかかわり方をしてもらうかによって, 学級が満足できる場所(居場所)として認知することができるかどうかの要因となることが明らかにされた。
- 聖泉大学の論文
- 2007-03-05
著者
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