市販農薬混合標準液の濃度相互比較
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概要
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Accompanied by the introduction of new regulations in environment and foodstuffs fields, various kinds of mixed standard solutions of organic substances are on the market in Japan for the convenience of analysts. However, since these standard solutions are not certified, it is necessary to evaluate their reliability. In the present study, in order to evaluate the validity of the concentrations of the standard solution on the market, 3 mixed solutions (10μg/mL) were examined; these contained 68 pesticides each. They were diluted with hexane to prepare 1μg/mL each, and were measured by an internal-standard method using GC/MS. The measurement values of 68 the pesticides between the 3 mixed standards were analyzed by one-way layout analysis and by multiple comparisons. As a result, the values of 30 out of the 68 pesticides were significantly different from each other, which indicates that the analytical results obtained using these standards are deemed to be significantly different. From these results, it was confirmed that an improvement in the reliability of the concentrations in standard solutions and disclosure of the preparing process of standard solutions is strongly required.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 2008-10-05
著者
-
門上 希和夫
九州工業大学大学院 生命体工学研究科生体機能専攻
-
門上 希和夫
北九州市環境科学研究所
-
陣矢 大助
北九州市立大学大学院国際環境工学研究科
-
門上 希和夫
北九州市立大学大学院国際環境工学研究科
-
陣矢 大助
北九州市立大学アクア研究センター
-
門上 希和夫
北九州市立大学国際環境工学部
-
岩村 幸美
北九州市立大学アクア研究センター
-
門上 希和夫
北九州市立大
-
岩村 幸美
北九州市立大学大学院国際環境工学研究科
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