感性データベースを利用した自動作曲システムの実現(自動作曲)
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概要
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本論文では感性データベースを利用した自動作曲システムについて述べる。このシステムはメロディーの自動生成に主眼を置いているシステムである。また、作曲方法として「音程評価方式によるコード進行法」を用いている。これは、メロディーの印象は連続する2つの音符の音程によって変わるという考えに基づいた作曲方法である。この方法で曲をあらかじめ多数作っておき、26人の被験者に曲の印象をSD法で評価してもらった。その評価値を用いて、音楽感性DBを作成した。DBから曲を検索する際、ユーザは15組の感性語の対で表される感性パラメータを入力し、システムがその入力値に最も距離の近い曲を演奏する。実験の結果、検索に用いる感性パラメータの数が少ない場合はユーザのイメージにあった曲を検索できることがわかった。
- 2008-07-30
著者
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