下痢モデルラット腸管組織内及び血漿中Peptide-YY(PYY)の変動とその治療薬Loperamideの影響
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概要
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Peptide YY (PYY) is produced by endocrine cells in the lower gastrointestinal tract. The main functions of PYY are antisecretory effects in the colon and inhibition of gastrointestinal motility. We chose PYY as an index of the intrinsic factor in diarrhea and examined the influence of changes induced in a diarrhea rat model by administration of 4 types of laxative and loperamide hydrochloride (loperamide) as an agent for the treatment of diarrhea. A specific radioimmunoassay was performed to determine plasma and intestinal mucosal PYY concentrations. PYY in the rat intestinal tissue extract was distributed at a high density in the lower intestinal mucosa. In the diarrhea rat model, multiple changes in PYY concentrations in the intestinal mucosa and plasma were observed. In rats administered castor oil and sodium picosulfate, the intestinal mucosal PYY levels significantly decreased in a dose-dependent manner. Plasma PYY levels significantly decreased only in rats administered magnesium citrate. Next, we examined the influence of loperamide administration on the intestinal mucosa and plasma PYY concentrations in these rats. Loperamide administration resulted in multiple changes in plasma and intestinal mucosa PYY concentrations, along with an improvement in the diarrhea. Our research showed that the endocrine hormone PYY is involved in the onset of diarrhea, the course of the condition, and the manifestation of medicinal effects in the lower intestine.
- 社団法人日本薬学会の論文
- 2008-09-01
著者
-
名徳 倫明
大阪大谷大学薬学部薬学科臨床薬剤学講座
-
池田 賢二
大阪大谷大学薬学部臨床薬剤学講座
-
廣谷 芳彦
大阪大谷大学薬学部臨床薬剤学講座
-
三河尻 恭子
大阪大学医学部附属病院薬剤部
-
黒川 信夫
大阪大学医学部附属病院薬剤部
-
黒川 信夫
大阪大学 大学院薬学系研究科
-
廣谷 芳彦
大阪大谷大学薬学部臨床薬剤学講座:大阪大学医学部附属病院薬剤部
-
名徳 倫明
大阪大谷大学 薬学部臨床薬剤学講座
-
三河尻 恭子
大阪大学医学部附属病院薬剤部:慶応義塾大学病院薬剤部
-
廣谷 芳彦
大阪大谷大学薬学部
-
名徳 倫明
大阪大谷大学
-
廣谷 芳彦
大阪大谷大学
-
黒川 信夫
大阪大学医学部附属病院 薬剤部
-
池田 賢二
大阪大谷大学薬学部
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