地域住民健康ケアに関する薬局薬剤師の今後のあるべき姿について-大都市薬局,地方都市薬局,および調剤薬局を比較して-
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概要
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今回,我々は,地域住民健康ケアにおける薬局薬剤師の活動の現状と問題点について241 名の薬剤師(大都市薬局に勤務:46 名,地方都市薬局に勤務:113 名,調剤薬局に勤務:82 名)にアンケート調査をし,今後の薬局薬剤師のあるべき姿を検討したので報告する。政府施策に関しての周知度は,医薬品販売規制に関しては高いものがあったが,全般的にセルフメディケーション推進,一般用医薬品化の推進などに関しては低かった。また,薬剤師の将来的な供給過多についての認識は,調剤薬局>地方薬局>都市薬局の順の高さであった。このような背景において,実際に,現在地域住民健康ケアに関わる活動をしている割合は,その重要度は認識されているにも関わらず,どのタイプの薬局においても2 割前後であり,十分な活動が行われていないことが明らかとなった。その理由としては,時間的な余裕がない>意識の切り替え>政府施策が不十分>資金がない>薬剤師会の理解,の順であった。今後,これらの調査を基にして,地域住民の健康に貢献できる薬局薬剤師のモデルつくりを介入試験によって行っていきたい。
- 2008-01-31
著者
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野口 隆志
国際医療福祉大学大学院
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梅内 拓生
国際医療福祉大学
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梅原 貞臣
国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科2007年度修了
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高他 武始
国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科
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高他 武始
国際医療福祉大学医療福祉学研究科
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梅内 拓生
国際医療福祉大学大学院
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高他 武始/野口
国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科/国際医療福祉大学大学院/国際医療福祉大学大学院
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梅原 貞臣/梅内
国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科/国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科/国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科/国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科
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梅原 貞臣
国際医療福祉大学医療福祉学研究科
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野口 隆志
国際医療福祉大学医療福祉学研究科
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