セキュリティをめぐるリアル社会とネット社会のアクティブな関係について(知的財産関係,一般)
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概要
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消費者の多くは,ネット社会において多大な危険に晒されているにもかかわらず,情報セキュリティの意識が低い.これは,消費者がセキュリティの問題について認知する際にバイアスがかることが原因だと考えられる.専門家の役割は,このような消費者の認知バイアスを取り除き,正しい判断を導くための情報提供を行うことである.この手がかりを得るため,家屋の物理的セキュリティの分野と比較した.物理的セキュリティは,生命や財産へ直接影響するため,消費者の意識が高い.一方情報セキュリティは,脆弱性情報や対策が広く提供されているにもかかわらず,消費者の意識は低い.消費者の意識を高めるために,ネットとリアルの結びつきを意識した情報提供を試みる価値がある.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-05-23
著者
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