eラーニング検討WG報告

概要

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近年、パソコンの一般家庭への普及が目覚しく多くの家庭でパソコンを利用するようになってきた。また、インターネットに関連する産業も世界的に発展してきた。このような状況の中で教育の現場にもパソコンを利用して勉学のサポートが出来ないかがいろいろな分野で研究なされるようになった。さらに進んで、パソコンで教育できないかということも研究されている。金沢工業大学(以後本学という)においては学生全員がパソコンを持っている状況にある。また、学内LANにより学生の勉学に対するいろいろなサポート体制も整っている。さらに、インターネットを利用して学外(自宅)からアクセス出来るようにもなっている。このような状況を踏まえて平成17年度に教務部の中にeラーニング検討ワーキンググループ(WG)が立ち上げられた。平成18年度に入りeラーニングについての本格的な討議が成されるようになった。特に、「eラーニング」という名前ではその幅が広すぎてつかみ所がないという意見が大半であった。いろいろ議論した結論として「本学に於けるeラーニング」について議論してゆく事となった。本稿は平成18年度の教務部eラーニングWGが本学のeラーニングについて検討し、その結果を平成18年10月の教育フォーラムで発表するに至った経緯の報告である。また、本学の数理工統合Iにおいて、過年度生対象に実施したeラーニングと対面授業を併用したブレンディド授業の例を提示する。
金沢工業大学の論文
2008-06-01

著者

石井晃
金沢工業大学

eラーニング検討WG報告

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