社会科教育法における歴史教育
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概要
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中学校学習指導要領・「社会」の歴史的分野の内容(「近現代の日本と世界」)において、「キ第二次世界大戦後」があり、「国際社会に復帰するまでの我が国の民主化と再建の過程や国際社会への参加について、世界の動きと関連させて理解させる」とある。また、「ク高度経済成長以降」があり、「我が国の動きを世界の動きと関連させてとらえさせ、経済や科学技術の急速な発展とそれに伴う国民の生活の向上や国際社会において我が国の役割が大きくなってきたことについて気付かせる」とある。近現代の日本と世界について考えさせるための学習内容は、最後の項目のため、授業時間配分の都合から、簡単に触れる程度に扱われることが多く見られるようである。また、地域社会との関連で、生徒のグループによる調査研究を媒介にして、授業が行われるようである。教科書においても、その傾向が見られる。ここでは、生徒自身が主体的に積極的に取り組めるような教材を作成し、身近に歴史を、時の流れを実感でき学べる、学習指導で活用できる教材を提示することを主眼においた。
- 千葉経済大学の論文
- 2007-12-22
著者
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