災害死亡の変遷
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概要
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【背景】災害保障特約は発売以来40年が経過し,災害死亡をとりまく社会環境は大きく変化している。【方法】人口動態統計から1960年以降の交通事故,労働災害死亡,転倒・転落,溺死・溺水,窒息の5項目を年次的に発生数,死亡率(10万対)について調べ,1975年と2004年で原因別,年齢別に死亡数を比較した。また,当社死亡率統計諸表より1972年から10年ごとの不慮の事故発生数について原因別にその変化を見た。【結論】高齢者の人口全体に占める割合は年々増加しており,不慮の事故においても加齢自体が災害死亡における大きな要因となっていることが示された。今後,災害保障特約は保険料一律ではなく,発生率に応じた料率設定や,保障期間の短縮などの検討が必要であると考えられた。
- 2007-06-17
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