保障内容の変化と危険選択(パネルディスカッション)
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概要
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消費者ニーズの高まりの中で新たな成長分野として,第三分野が注目を集めている。2005年度民間生保年換算保険料における第三分野の割合は,新契約ベースでは約4割,保有契約ベースにおいても約3割を占めるに至っている。第三分野の代表とも言える医療保険は,以下に述べるように死亡保険と異なるいくつかの特徴を有している。まず,医療制度の変化や医療技術の進歩など外的要因に大きな影響を受けやすい。そして,保険事故は反復的に発生し,加えてモラルリスクの影響も受けやすい。最後に,信頼できる統計データも取りにくいなど問題も多い。今後も増加が予想される医療保険の危険選択は,死亡保険と異なるリスク構造を有するだけにいっそう重要である。文献的な考察も踏まえ,医療保険の危険選択はどのようにあるべきか検討した。
- 2008-12-17
著者
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