アルカリ融解/凝集重量法によるケイ酸塩試料中の二酸化ケイ素の高精度定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ケイ素を主成分とするセラミックス試料中のケイ素の定量は,化学組成を把握する上で不純物量と同様に重要である.アルカリ融解/凝集重量法でケイ石試料中の二酸化ケイ素を定量する際ケイ酸のゼリー程度を最適化することで高精度定量が可能となった.本法で,日本セラミックス協会けい石標準物質JCRM R406の二酸化ケイ素(認証値96.71±0.08mass%)を,日を変え5回行ったときの二酸化ケイ素平均値は96.67mass%,標準偏差0.046mass%,相対標準偏差は,0.05%と高精度であった.
- 2008-01-05
著者
関連論文
- 炭酸ナトリウム融解/温水溶解-誘導結合プラズマ発光分光分析法による炭化ケイ素中の微量ホウ素の定量(アナリティカルレポート)
- 酸化鉄添加アルカリ融解による化学蒸着法炭化ケイ素中の全ケイ素の高精度定量
- アルカリ融解/凝集重量法によるケイ酸塩試料中の二酸化ケイ素の高精度定量
- 密閉酸分解/過マンガン酸滴定によるランタンマンガナイト中のマンガン価数決定とそれに基づく酸素数の間接定量
- 酸溶解/不活性ガス融解法による窒化ケイ素原料粉末の表面酸素の定量
- 自動プレス機を用いる不活性ガス融解用窒化ケイ素中酸素及び窒素測定試料成型
- 酸化亜鉛焼結体中の空孔発生源物質の同定及び分析
- 熱加水分解 : イオンクロマドグラフ法による窒化ケイ素原料及び焼結体中のフッ素定量
- セラミックスの分析
- 第13回セラミックス関係分析技術者研究発表会および原料部会貢献賞表彰式の開催報告
- ファインセラミックス及び関連原料の化学分析方法に関する研究
- アルカリ・酸逐次加圧分解/マンニトール滴定法による炭化ホウ素中のホウ素の高精度定量