ext3ファイルシステムにおけるジャーナリング処理トレースツールの開発
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概要
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大規模なエンタープライズ用途へのLinuxの適用が進むにつれ,高い信頼性や可用性が求められている.Linuxの標準的なファイルシステムであるext3ではジャーナリング機能によって信頼性,可用性を高めているが,取り扱うデータ量の増大に伴い,ジャーナリング機能の影響でユーザプロセスの処理が遅延するという問題が顕在化している.しかしながら,その根本的な原因は明らかになっていない、そこで,ジャーナリング処理の挙動に関する情報を収集するためのトレースツールを開発し,遅延原因を解明した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-11-19
著者
-
杉田 由美子
日立製作所システム開発研究所
-
関山 友輝
日立製作所システム開発研究所
-
大島 敬志
日立製作所システム開発研究所
-
角谷 有司
日立製作所システム開発研究所
-
大島 訓
日立製作所システム開発研究所
-
関山 友輝
(株)日立製作所
-
大島 訓
(株)日立製作所
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