IEEE802.3x流量制御機能におけるポーズ時間設定方式の一検討(セッション6-C:無線ネットワークと応用技術)
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概要
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トラフィックの一時的な過負荷状況によって発生するバケットロスを回避することは、ネットワークリソースの有効利用を図る上で重要である。また、制御パケットを用いた通信がインターネットのブロードバンド化により増加しているため、制御パケットのオーバヘッドを抑制することは重要な課題である。IEEB 802.3xで規定されるポーズ機能は、ポーズ時間(送信停止時間)を指定した制御パケットを送信側に送出し、ポーズ時間の間だけ送信を停止させる。これにより一時的な過負荷によって発生するバッファオーバフローを抑制しパケットロスを回避することが可能である。本稿では、ポーズ機能に着目し、ポーズ時間の設定をネットワークの状況に応じて変化させることにより、制御パケットを減少させ、パケットロスを回避する方式の検討を行い、特性評価によりその有効性を示す。
- 2009-02-26
著者
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