マルチプロセサ指向高機能リアルタイムOSの一構成法
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概要
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従来のリアルタイムOSは、プロセス制御や機器制御専用に設計されていたが、最近では制御の分野においてもデータの蓄積、加工といった情報処理機能や、プログラム開発機能が要求されるようになってきた。一方マイクロコンも32ビット時代に入り処理能力が飛躍的に向上し、かなりの要求に応えられるようになっている。しかしさらに速い応答性や処理性能を要求するシステムに対して、マルチプロセサ構成により対応できるOSが重要になりつつある。今回、機器組込みから制御とプログラム開発が同時に行なえる汎用システムまで、モジュールの選択により広範囲な用途に適用できるモジュラー型マイクロコン用マルチプロセサ指向高機能リアルタイムOSの基本部を開発したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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杉田 由美子
(株)日立製作所システム開発研究所
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杉田 由美子
日立製作所システム開発研究所
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青木 久延
日立マイクロコンピュータエンジニアリング(株)
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横畑 静生
(株)日立製作所システム開発研究所
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青木 久延
(株)日立マイコンシステム
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