磁気ディスク制御装置用マルチプロセッサ対応実時間OS
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概要
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各種制御装置にマイクロプロセッサが使用されるようになってから久しい。そして近年、それら制御装置の高機能化、高性能化、高信頼化の要求に応えるために、マルチプロセッサ構成を採る装置が増えてきた。また従来、この装置制御の分野では実時間OSが広く使用され、この実時間OSには割込み応答性に代表される対イベント高速応答性だけが特に要求されていた。しかし近年では、それに加えて高スループット、対故障性を要求する制御装置も徐々に増えてきた。今回大型磁気ディスク制御装置を対象に、それらの要求に応えるマルチプロセッサ対応OSを開発したので、本稿ではそのうち特にマルチプロセッサ対応機能とディスク制御装置特有機能について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04