語りかける身体/語らない身体 : 臨床コミュニケーション教育の経験から得たもの(2)(<特集>コミュニケーションをつむぐ身体)
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概要
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私たちの「生きた身体」は,それとして自覚する手前で,いつもすでに働いている,その場の雰囲気や他者の状態は,直接的に私の動作のなかに反映しており,この自らの状態を介して私たちは,その場の状態や他者を理解しているのである、それゆえ,この身体の働きは,対人コミュニケーションを考える一つの視点として位置づけることができる.臨床コミュニケーションの授業では,事例を検討したり実際に身体を動かすることを通して,この生きた身体の働きに気づき,これに言葉を与える作業を行っている.それは,これまでの経験を別の角度から捉え直すことの試みでもある.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-11-04
著者
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