館山湾の大型定置網における漁獲物の投棄実態
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概要
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定置網漁業における漁獲物の投棄実態を明らかにするため,2005 年 1 月〜2006 年 12 月に千葉県館山湾の大型定置網で乗船調査を行った。調査の結果,CPUE(1 操業あたり漁獲量)は 1463.2 kg, DPUE(1 操業あたり投棄量)は 123.3 kg となり,投棄率(DPUE/CPUE)は 0.084 となった。主な投棄魚種はカタクチイワシ,ギマ,シマガツオ,シイラ,ネンブツダイであった。漁獲量の増加にともない投棄量も増加する傾向がみられ,両者間には正の相関が認められた(r=0.84, p<0.05)。
- 2007-11-15
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