大東文化大学における介護等体験に関わる事前指導の在り方に関する検討(その2) : 社会福祉施設を対象とした調査結果から
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概要
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平成10年度より実施された介護等体験における、事前指導を目的とした本学の授業改善に寄与する基礎的資料を得ることをねらいに定め、埼玉県と東京都内にある社会福祉施設、計37施設を対象に質問紙調査を実施した。調査票は(1)「施設のプロフィール」、(2)「施設としての介護等体験への取り組み姿勢」、(3)「体験させる内容」、(4)「体験生全般についての評価」、(5)「本学体験生についての評価」、(6)「事前指導についての評価」の計6領域から構成した。分析を行い、以下の結果を得た。(1)多くの施設では学習目標の共有がはかられ、導入ガイダンスが実施されていた。(2)食事や排泄、入浴など、より高い介助技術を要する内容を、体験生に求める施設が散見された。(3)体験に必要な知識の獲得状況では、他大学の学生に比して、本学学生が社会福祉施設から概して高い評価を得ており、本学における事前指導の有効性が示唆された。
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