作業療法学専攻学生が卒業時点で獲得している能力
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概要
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作業療法学教育における臨床実習は、実際の臨床場面で対象者と接し、臨床の知を学ぶ非常に重要な学習プログラムである。今回我々は、臨床実習マニュアルを作成するにあたり、KJ法の手法を用いて、「各教員が想い描く卒業時の学生像」をテーマに意見集約を行った。対象は、当学部作業療法学専攻の教員11名で、1人につき数十枚のラベルを配布し記入を依頼した。その結果、卒業時の学生像は、作業療法の専門に関する項目だけではなく、"コミュニケーション"や"社会人としての行動"等多岐にわたる能力を有していることがわかった。また、作業療法プロセスを実行するためには、コミュニケーションスキルは必須の技能であり、作業療法における専門的技術の一つとして習得しておく必要があることが示唆された。
- 神戸学院大学の論文
著者
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中前 智通
神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科
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森川 孝子
神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科
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大瀧 誠
神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科
-
梶田 博之
神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科
-
梶田 博之
神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科作業療法学専攻
-
梶田 博之
神戸学院大学 総合リハビリテーション学部
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大瀧 誠
神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科作業療法学専攻
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森川 孝子
神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科作業療法学専攻
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中前 智通
神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科作業療法学専攻
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