学生の健康及び食生活意識と血液検査値の関係に対する一考察 : 健康栄養調査プロジェクト報告 第2報(健康栄養学科共同研究)
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概要
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長崎国際大学健康管理学部健康栄養学科に所属する学生を対象に平成17年度に実施した「健康栄養プロジェクト」の結果のうち、学生(男子43名、女子285名)の食生活意識、身体状況および血液生化学検査(総コレステロール、トリアシルグリセロール、ヘモグロビンAlc、血清鉄)の関係について検討を加えた。その結果、欠食頻度が高い者ほど疲労愁訴を有する割合が高くなる傾向があった。また、欠食回数及び食生活意識と血液生化学検査値との関係に男女差が見られた。男子学生では欠食がある場合は検査値が低くなる傾向がみられたが、女子学生では欠食が無いにもかかわらず低値を示す者が多かった。このことから、今後食生活指導を行う際には、食事内容を具体的に把握し、適正な食事量を認識させる重要性が示唆された。
- 長崎国際大学の論文
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