茎葉菜類の無機成分(第3報) : MgとMnの分布について
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概要
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ほうれん草,きゃべつ,結球白菜,レタス,小松菜の5つの茎葉菜類を部位にわけMgとMnをそれぞれ定量して次の結果がえられた。1.他の部位にくらべMg含量の高い部位は,ほうれん草葉部,結球白菜葉部,レタス内部、小松菜葉部であった。Ca/Mg比の高い食品はレタス,小松葉で,それぞれ,およそ12,およそ36であった。他の食品はおよそ1〜5となっていた。部位別ではレタスの外部の方が内部より含量が高く,内部のおよそ3倍となっていた。2. Mn含量が他にくらべとくに高い部位は,ほうれん草葉部,小松菜葉部でそれぞれ1.2〜2.0mg%,0.9〜2.4mg%で他の部位は大部分0.5mg%以下(平均0.2mg%)であった。また緑色部にMnが多い傾向がみられた。
- 東京家政学院大学の論文
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