超伝導における遷移温度と原子間距離
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概要
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1)遷移温度(Tc)と原子間距離(a)の関係Tc=310exp(-aRo/(2ν+1))K(ν=0,1,2,……Ro;常数),となり超伝導の最大遷移温度は310Kと予想される。2)合金超伝導では元素が異なるため単純な関係は得られないが、上式の合成で説明できるのではないか、しかし常伝導物質に比較して超伝導物質には本文図2に示すように或電子軌道の所に物質が集中してることがわかる。3)高温超伝導物質が発見されて以来、まだBCS理論に代わり全超伝導現象を説明できる理論がないと聞いていますが、(1)と(2)の現象は、あたかもコヒーレンス長の単位で原子の電子軌道がコヒーレントに重なり電子はその量子軌道の条件を満たして抵抗なくに動くことができ、巨視的に超伝導現象をおこすと考えられる。高温超伝導物質はCuと0の原子間距離が短く電子軌道の重なりによる電子雲の密度が高く高温に於いてもコヒーレント結合が崩れ難く高温度まで超伝導状態を保つことが出来る。
- 物性研究刊行会の論文
- 1991-07-20
著者
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