近赤外線反射率測定法の成分検定への応用
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概要
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牧草の品質を家畜を使わずに評価するために,一般に化学分析が行われてきた。しかし牧草育種で扱う多数の素材を短時間で評価するためには,一般に行われてきた化学分析は高価で時間がかかるという欠点があった。粉末の試料に近赤外線をあてたときの反射率から成分の含有率を推定する方法(NIR)が近年わが国でも実用化されつつある。本報では,NIRを従来の化学分析と比較し,品種間差の検定にはNIRのほうが有利であることを述べる。
- 日本草地学会の論文
- 1984-07-31
著者
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