オーチャードグラスの出穂制御に関する研究 : IX.春化処理直後の低温が出穂に及ぼす影響
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概要
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早晩性と春化要求性の異なる3品種・系統の幼植物を供試して,春化処理直後の花芽分化期における生育温度が出穂に及ぼす影響を調査した。春化処理後昼間25℃,夜間15℃・連続照明の条件下で生育させた対照区に比較して,処理直後の7日間,10℃・連続照明の条件下で生育させた低温区で,出穂個体率と出穂茎数は増加した。また,出穂までの目数は,対照区より低温区において「アオナミ」で1〜2日,「那系EV 1号」および「Latar」で3〜4日増加したが,低温区では出穂開始後における出穂茎数の増加が速やかとなったため,出穂期間の幅はむしろ短縮した。
- 日本草地学会の論文
- 1983-01-28
著者
-
佐藤 信之助
九州農業試験場
-
池谷 文夫
農林水産省草地験場:(現)農林水産省北海道農業試験場
-
佐藤 信之助
農林水産省草地験場:(現)農林水産省九州農業試験場
-
川端 習太郎
農林水産省草地験場:(現)農林水産省北海道農業試験場
-
池谷 文夫
北海道農業試験場
-
川端 習太郎
草地試験場
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