昭和戦前期「教学刷新」研究に関する覚え書き : 日本教育史学史における意義をめぐって
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
昭和戦前期政策として進められた「教学刷新」の動きは「知の再編」を目指したものといわれているが,日本教育史研究日本教育史認識の課題・方法においてはどのような「刷新」的意義を持ちえたのか,その検討のための予備的考察を示した。「教育刷新」側の資料,時間的にそれ以前に示された日本教育史側の資料を対比させることによって,後者の分野に関しては「教育刷新」の「刷新」的意義に問題の余地があることを示唆した。
- 桜花学園大学の論文
- 2002-03-31
著者
関連論文
- 『骨肉』 大正期家庭教育をうかがわせる手づくり雑誌
- 一九一七(大正六)年向野兄弟の朝鮮・満州旅行 : 『骨肉』・大正期家庭教育をうかがわせる手づくり雑誌(二)
- 明治三十年代小学校長論に関する覚え書き
- 昭和戦前綜合郷土研究と地域教育運動 : 『綜合郷土研究 秋田県』の郷土認識研究における一主題
- 昭和戦前期「教学刷新」研究に関する覚え書き : 日本教育史学史における意義をめぐって
- 昭和戦前期綜合郷土研究における「愛郷心」認識をめぐって : 『綜合郷土研究 香川県』(1939)の県民性論覚え書き
- 昭和戦前期綜合郷土研究における教育認識をめぐって : 『綜合郷土研究 山梨県』(1936)の県民性論・教育史論覚え書き
- 昭和戦前期郷土教育の郷土人認識における郷土愛の問題 : 秋田県師範学校他『綜合郷土研究』(1939)の県民性論覚え書き
- 多田房之輔「校長と教員」(明治41)に関する覚え書き-明治後期学校経営における人間関係の問題-