計算機上で処理を受ける対象の意味づけを保存する場合の処理のモデル化の試案

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概要

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計算機上の処理指示を利用者の視点に基づいた処理の(部分的な)記述からできるように処理の意味づけを明確化して、処理の説明法の枠組を処理モデルとして示す。その解決法として、処理の意図が計算機側に伝えられ、同時に、処理は表現間変換に基づいた性質変換であることに注目し、表現属性変換を実現できる処理モデルを提案する。そのために、計算機上の対象を意図を含め表現属性を持つ形でモデル化し、これらの関係を属性関係地図に構成し、処理を行なう側の対象の意図に処理に特徴的な属性間対応を記述した処理記述を含める形で処理をモデル化した。このことで、処理の意味づけを明示的に示し、処理の説明において処理を受ける対象の持つ意図を変えるか否かも明示した。また、利用者の処理指示が処理で何をするか(What to do)の観点から処理の推定ができることの概略を示した。
2007-10-15

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