学生が内容を理解でき、積極的に勉強する授業方法に関する研究
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概要
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工学系の専門科目、例えば科目「設計工学」などの授業ではどうしても理解をしておかなければならない事項について、さまざまな方法で理解を促すことが行われている。筆者も「アスキング」や「再試験」など2、3の有効な方法を開発し実践した結果について報告したが、本論文では、授業を理解させるためには、授業中に授業内容についてできるだけ理解させることが必要で、このため毎授業後の試験による確認とそのフィードバックが有効であり、期限厳守で自主的に課題の研究を強いることが必要であること、そしてその前提条件としては、実際に自ら実行せざるを得ないような雰囲気をつくることであり、教員が学生の一人一人に関心を持っていることを示し、学生と接触し、繰り返しコミュニケーションして彼らの問題点を解きほぐし、彼らにその課題を解決する必要性を強調し、やる気をかき立てることが不可欠であることを論じた。
- 1999-10-25
著者
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